情報化社会の現代、パソコンや携帯電話を使えば何処に居ても世界中の情報が手に入ります。気になったことはマウスクリックやボタンポチットですぐに出てきます。何が好きなのか嫌いなのかを考える余地もなく、欲求を即座に満たしてくれる溢れる程の情報は、本人に有益ではない事を植え付ける事があります。一方、殆ど情報が無くなった状態では、人は不安になり目を見開き耳を澄まし動きまわりその挙げ句、触り始める等の思いつくすべての行動を起こさずには、いられなくなるのではないでしょうか?これは飢えにも似た状況です。自ら情報を閉ざすのでは無く、むしろ感覚を高める事で思い込みのない状態になれば、情報に左右されず、現状にも満足せず、常に渇望しているカラカラで吸収力抜群の子どものような状態になれそうです。

五感を研ぎ澄ます前に・・・ミル 感じる

まず、自分に好奇心を沸かせることは、学習意欲にもつながります。それを積み重ね、なぜ興味が沸いたかを振り返り、考え発見したことを意識し、発展させ、新たな好奇心を生み出す。
自らミル力、感じる力が常に掛け合わされ、固定観念にとらわれない相乗的な視点を養えば、見慣れた日常を常に変化のある生産性の高い視点におのずと変えて行ける事を気が付かせます。これがアートのみに限らない”おもしろいこと”なのです。
モノに触れる、この現象には、ミルことなら、筋肉を動かす・感じる・考える コトが同時に発生し行われており、このことからも察しがつくように、広報なら企画・デザイン・制作、
スポーツなら、指導・トレーニング・論評・伝達等など、現代ではその細分化がなされていますが、この一連の現象(連鎖的なできごと)に関係ない分野など一切なく、自然にミテ・感じて・表現するコトができればなんでもやって出来ないモノは無いのではないでしょうか?
他者と比べての目標・技量の到達率やらを求めたら向き不向きは、ありますがね。

おもしろい工房では、うまく造ることやアートすることが目的ではなく、自らをコントロールする、目的を見失わず良い方へ感覚を調整することが目的です。言わば本来皆が持っている筈の感性の調整力を高めることで、日常生活の嫌なことからでもおもしろい事を見つけて、
辞めるのか?続けるのか?発展か?などの選択の幅を広げて、良いチョイスができるようになり、良かった事も悪かった事も次への糧へと繋げられる力を養い、モノづくりの行程(プロセス)を踏みつつ、コミュニケーション能力を高めながら、紐解いて行くことで、互いの感性を養って行ければ、と思っています。

それが実現出来れば、明日が待ち遠しく毎日がおもしろくなるのではないでしょうか!

おもしろい!

       


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